半年先の未来から来たトムより、半年前のトムへ。今、君は子供部屋のドアの前に立って、ぬるくなった紅茶を片手に、きれいに飾られた棚を愛おしそうに見つめていることだろう。そして、「自分は完璧に子育てをこなしている」なんて思っているんじゃないかな? 残念だけど、全然そんなことないから。おい、その紅茶を置け。深呼吸するんだ。今から、やがて訪れる「プラスチックブロック期」という名の破滅の予兆について話さなきゃいけない。

今のところ、双子たちはただゴロンと転がって、ひたすらミルクを消化しているだけの動かない塊みたいなものだよね。でも、もうすぐ動き始める。彼らがその小さな体を這わせて、このロンドンの少し傾いた床板を移動し始めた瞬間、家中のありとあらゆる小物が、ただの「無害なガラクタ」から「命を脅かす凶器」へと変貌を遂げるんだ。コンセントカバーを買ったくらいで準備万端だと思ってるだろう? 全然、準備なんてできてないからな。

トイレットペーパーの芯という絶対的恐怖

「誤飲の危険性テスト」について話そう。先月、保健師さんがうちに来たんだけど、左眉を思いっきりひそめながら、ちょっと非難がましい表情でこう言ったんだ。「一般的なトイレットペーパーの芯を通り抜けるサイズのものは、すべて命に関わる窒息の危険があります」ってね。最近、あの定番の4つのポッチがついたプラスチックブロックをちゃんと見たことある? トイレットペーパーの芯を通るどころか、余裕しゃくしゃくで自ら飛び込んでいくレベルの小ささなんだよ。

ある火曜日の午後、僕は四つん這いになってリビング中を這い回り、落ちているありとあらゆるガラクタにトイレットペーパーの芯を被せ続けるという、まるで低予算のイカれたゴーストハンターみたいなことをして過ごした。そして、我が家の所有物の約90%が、専門的に言えば「誤飲の危険物」であることに気づき、恐怖で震え上がったよ。僕らは地雷原に住んでいるんだ。赤ちゃんが1人なら、まだ視界の範囲内で監視できるかもしれない。でも双子となると、1人が左に行けば、もう1人は右に行く。完全に数で負けている。しかもあいつら、連携プレーをしてくるんだよ。1人が猫の尻尾を引っ張って僕の気を引いている隙に、もう1人が巾木の後ろに挟まっていた見知らぬプラスチックの破片を素早く吸い込もうとするんだから。

君もそのうち、午前3時に甘いシロップ薬の匂いがする泣き叫ぶ子どもを抱きかかえながら、必死に足の側面でラグの上を掃くように歩くことになる。はぐれたブロックの角を踏んづけてかかとを貫かれ、そのままコーヒーテーブルに倒れ込むんじゃないかという恐怖に怯えながらね。

「おしゃれな子供部屋」なんて嘘っぱち

君が毎晩コツコツと4日間かけて、一番上の棚に飾るための精巧なレゴのベビーヨーダを組み立てたのは知っているよ。ミレニアル世代のポップカルチャー的なアイロニーを部屋に添えられる、なんて思ったんだろう? かっこいいと思ったんだよね。残念なお知らせだけど、ちっともかっこよくなんかない。それは「飲み込めるサイズの緑の耳」という時限爆弾に過ぎないんだ。

インスタグラマーたちがなぜか決して語ろうとしない、現代の子育てのリアルを教えよう。赤ちゃんは、親のこだわりのインテリアなんかに敬意を払ってくれないんだ。娘たちがつかまり立ちを覚えた瞬間、まるで借金の取り立てのように、あの緑のエイリアンにロックオンしたよ。精巧な作りなんてお構いなし。彼女たちの目的はただ一つ、分解してプラスチックの味を確かめること。結局、君はそれをタンスの上に移動させ、次に廊下のホコリをかぶった棚に移し、最終的にはベッドの下の靴箱に押し込むことになる。だって、小さなパーツが1個でも落ちてくるかもしれないという不安だけで、一気に老け込んでしまうからね。

シリコンという偉大なる妥協案

世の中には「子供にはできるだけ早くブロック遊びをさせて、親はそれを応援すべき」みたいな、妙な風潮があるよね。君の義母さんも間違いなく大量のブロックが入った袋を買ってきて、「あら見て! 2つ重ねられたわよ! すごいわね、赤ちゃん!」なんて、信じられないくらい楽観的なことを言うはずだ。

The great silicone compromise — A Warning To Past Me About Surviving The Plastic Brick Phase

いずれ君も、双子たちをあっという間に文明的で小さな建築家に育て上げてくれると信じて、あの赤ちゃん用やわらかブロックを買うことになる。残酷なほど正直に言わせてもらうけど、まあ「悪くはない」程度だね。確かに、ソファでうっかりお尻で踏んでしまった時の柔らかさは神の恵みだし、お風呂に浮かぶのもいい(滑りやすい浴槽の底から重いおもちゃを拾い上げるという、溺れそうなパニックを回避できるからね)。でも、娘たちがタージ・マハルを建設し始めるなんて期待しちゃダメだ。彼女たちがやる事と言えば、主に数字の「4」のブロックを噛み続け、動物の形をしたブロックを猫に向かって投げることくらい。かかりつけのお医者さんは眼鏡の奥から「ブロックを組み合わせることで空間認識能力が育ち、シナプスが毎秒100万回の猛スピードで繋がるんですよ」なんて呟いていたけど、僕に言わせれば、そのシナプスの半分は「どうやってパパを操って、暖房器具の裏に落ちたブロックを拾わせるか」を学習するためだけに使われていると確信しているよ。

噛むことと言えば、何でも口に入れる「カミカミ期」への覚悟を絶対にしておくべきだ。いくら強調しても足りないくらいだけど、あいつら、家ごと食べようとするからな。生後6ヶ月頃に本格的な歯固め期がやってきた時、僕はパニックになって家にある自然派の木製おもちゃを次から次へと与えてみた。でも、僕の血圧を卒倒レベルの手前でかろうじて食い止めてくれたのは、パンダの歯固めだけだった。

この平べったい小さなシリコンのクマが僕の正気を保ってくれたと言っても、決して大げさじゃない。何が素晴らしいって、古いよだれやビスケットのカスが入り込むような無数の無駄な溝がないから、汚れたらそのまま食洗機に放り込むだけで済むんだ。しかも、僕の開いた口に向かって直接泣き叫びながら「パパ持ってて!」と要求してくる代わりに、双子自身で上手な持ち方を発見してくれたんだよ。赤ちゃんの「レゴ期」が、ただひたすらブロックを口に入れようとするだけの時期なら、クマの形をしたシリコンへ方針転換するのが、唯一の論理的な撤退戦術ってわけさ。

もし今、バラバラのプラスチック部品と歯固めのよだれの海で溺れそうになっているなら、完全に正気を失ってしまう前に、Kianao(キアナオ)のベビー用おもちゃコレクションを覗いてみるといいかもしれないよ。

封じ込め戦略と部屋からの脱出

彼らが完全に動き回れるようになって、テレビ台の下で危険物を探し始める前に、君は必死になって「封じ込め戦略」を練る必要に迫られるだろう。本当に短く輝かしい一瞬だけだったけど、彼らを木製のレインボープレイジムの下に閉じ込めておくことで、僕は実際に熱いコーヒーを飲むことができたんだ。

これで一度にきっちり7分間の平和が手に入った。「双子のパパ通貨」で換算すると、これはスペインでの2週間のバカンスに匹敵する価値がある。木製のゾウが絶妙に手が届かない場所で揺れているから、ひっくり返ったカメみたいにバタバタと手足を動かすことになり、おかげでお昼寝に向けて見事に体力を消耗してくれるんだ。でも、過去のトムよ、安心しすぎちゃいけない。そのうち彼らはプレイジムの脚を掴むことを覚え、神殿の柱をなぎ倒すサムソンのように(よだれまみれの小さなサムソンだけど)、構造全体を引きずり倒そうとし始めるからね。

彼らをリビングに放り出す前に、持っている小さなプラスチック部品をすべて密閉容器に押し込み、カーペットに猛烈な勢いで掃除機をかけたくなるはずだ。「メールを返しつつ、なんとなく床を監視する」なんて甘い考えは捨てて、自分の人生は今や「床面レベルの監視業務」に捧げられているんだと受け入れるしかない。

お片付けという名の心理戦

あの「音」について、誰も警告してくれなかった。1000個のプラスチックブロックが硬い床にぶちまけられる音は、どんな大人でも軽いストレス反応を起こすのに十分なレベルだけど、ひどい睡眠不足の時には、文字通りの爆発音にしか聞こえない。双子たちはやがて学ぶことになる。組み立て式のおもちゃの醍醐味は、作ることなんかじゃない。パパが10分かけて一生懸命作ったものを、一瞬で「壊滅的に破壊する」ことこそが至高なのだと。

The psychological warfare of the cleanup — A Warning To Past Me About Surviving The Plastic Brick Phase

君はお片付けのシステムを導入しようとするだろう。可愛い編みカゴを買い、色分けして収納する。そして「すべての物に定位置がある、モンテッソーリ教育的な環境を育てているんだ」と自分に言い聞かせるはずだ。それは完全なる妄想だ。 娘たちは、綺麗に仕分けられたカゴを即座にひっくり返して中身を空にする。おもちゃで遊ぶためじゃない。空になったカゴを頭に被り、盲目状態でキッチンの戸棚に向かって行進していくためだ。

そして、はぐれたブロックがもたらす純粋な肉体的苦痛についても触れておこう。君は全部片付けたと思っている。箒で掃き、掃除機をかけ、ソファの下の暗がりまでチェックした。でも、プラスチックのブロックは狡猾な敵だ。やつらは待っている。パートナーを起こさないように暗闇の中をこっそりとキッチンへミルクを取りに行く、午前2時までじっと息を潜めているんだ。そして、その時が来る。魂が一瞬体から抜け出るほど鋭く唐突な激痛が走るけど、決して叫んではいけない。もし叫べば子供たちが起きるし、子供たちが起きれば、あの地獄のサイクルがまた最初から始まるのだから。

甘い考えの君へ、最後のアドバイス

というわけで、過去のトムよ。僕からのアドバイスはシンプルだ。期待値を下げろ。プラムより小さいものはすべて箱にしまえ。そして今後2年間、君の主な仕事は「世界一奇妙で、どうでもいいナイトクラブの、ちょっと鬱気味な用心棒」だと受け入れるんだ。あいつらは噛んじゃいけないものを噛むし、高価な知育玩具を無視して空のペットボトルに夢中になるし、君の裸足を攻撃して心を折りに来る。

でも時折、そのカオスの中で、1人が不器用に赤ちゃん用の巨大なブロックを2つガチャンと合わせ、純度100%の勝利に満ちた目で君を見上げてくることがある。その瞬間、君は気づくはずだ。もしかしたら——本当にわずかな「もしかしたら」だけど——このばかばかしいプラスチックの障害物競走を生き抜くことには、心から価値があるのかもしれない、ってね。

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ベビーブロックの厄介な現実(よくある質問)

正直なところ、標準サイズの小さなブロックで遊ばせていいのはいつから?
ぶっちゃけ、箱には「4歳から」って書いてあるけど、僕の友達のデイブは3歳の子供に遊ばせたら、小さなハンドルのパーツを左の鼻の穴に突っ込んで救急外来に駆け込む羽目になった。僕個人の計画としては、双子たちが「因果関係」という概念を理解できる年齢になるまで(たぶん25歳くらいかな)、小さなパーツは鍵をかけて封印しておくつもりだよ。文字通り「何でも口に入れる」のをやめるまでは、大きくてゴツゴツした巨大ブロックにしておこう。

それでも、もし飲み込んじゃったらどうする?
これをかかりつけの小児科医に聞いた時、先生はものすごく疲れた顔をしてこう言ったんだ。「窒息していたり、咳き込んでいたり、呼吸が苦しそうだったりしない限り(その場合はすぐに119番に電話!)、小さくて滑らかなプラスチックの破片はたいてい…反対側から自然に出てきます」ってね。君はこれから3日間、木のマドラーを使って汚れたおむつを綿密に検査する栄誉を手にするわけだ。聞こえの通り、本当に華やかな作業だよ。

あの巨大なベビー用ブロックって、大量の収納スペースを占領するほどの価値が本当にあるの?
うちのリビングの半分を占領しているけど、答えはイエスだ。飲み込むには大きすぎるし、幼児の癇癪で投げつけられても窓を割るほど硬くない。それに踏んづけてしまった時も、足の指を切断しようとしてくる代わりに、少しだけグニュッと凹んでくれる。収納は悪夢だけど、それ以上の圧倒的な安心感が手に入るよ。

ハイハイする赤ちゃんから、上の子のおもちゃをどうやって遠ざければいい?
我が家でも「専用の遊び場ゾーン」を作ってみたんだけど、笑っちゃうくらい無意味だった。赤ちゃんにとって「境界線」は自分への個人的な侮辱みたいなものだからね。唯一どうにかなるのは「高さ」を使うこと。もし年上のいとこが小さなおもちゃを持って遊びに来たら、ダイニングテーブルの上で遊んでもらう。「床は溶岩」ルールだ。もしパーツが床に落ちたら、それはもう掃除機のもの。これくらい容赦なくやらなきゃダメだね。

足の打撲傷は、いつか完全に治る日が来る?
来ないね。ただ、ホビットみたいに足の裏に永遠の防御用タコができるだけさ。これは現代の父親という役割に適応するための、大自然の摂理なんだよ。