義母は、デリーの宝石商から直接取り寄せた純銀製のガラガラを持ってきてくれました。一方、ママ友のひとりは、ストロボの光をチカチカさせながら単調なテクノビートを鳴らす、ちょっと恐ろしいプラスチックの化け物みたいなオモチャを大絶賛していました。でも、私のかかりつけの小児科医はその両方を見て肩をすくめ、「キッチンにある木のスプーンでも持たせておく方がマシだよ」と呟いたのです。

これが、思いのほか過激な「ベビー用オモチャの世界」への私の入り口でした。冷めかけたコーヒーを飲むためのたった3分間、泣いている赤ちゃんをあやすために何か買おうと思っているだけなのに、実際には矛盾するアドバイスや疑わしい素材、そして耐え難い騒音といった地雷原が待ち受けているのです。

小児科のクリニックで働いていると、何でもトリアージ(優先順位づけ)の目線で見るようになります。待合室では、だいたいヨダレとビスケットの粉まみれになったプラスチックのオモチャを何千個と見てきました。マザーズバッグに20個も音の鳴るオモチャを詰め込むなんて、世間のお父さんお母さんたちは「赤ちゃんのガラガラ」の基準をちょっと考えすぎなんじゃないの?と以前は思っていました。自分が親になるまでは。

突然、事の重大さが変わりました。でも現実には、私たちが買うオモチャのほとんどは、発達中の脳が「手の動かし方」を理解するために本当に必要なものではなく、単に大人の目を惹くようにデザインされたガラクタにすぎません。

脳の専門家が実際に言っていること

いいですか、最初の数ヶ月は基本的にただのサバイバルです。生まれたばかりの赤ちゃんは、例えるなら「泣くお芋」みたいなもの。リズミカルに振るどころか、何かを握る運動能力すらまだありません。

私のかかりつけ医は、生後数週間のうちは「追視(目で物を追うこと)」の練習をしているだけだと説明してくれました。赤ちゃんの顔から25センチくらい離れたところでオモチャを持ち、信じられないくらいゆっくり動かします。もし目で追ってくれたら、おめでとうございます!赤ちゃんの神経系は本来の働きをちゃんとしています。この練習に重たいプラスチックなんて必要ありません。クリニックでは、お医者さんがゼムクリップをいくつか入れたプラスチックの薬杯で、まったく同じ反射テストをしているのを見たことがあります。

生後3〜4ヶ月頃になると、状況は少しカオスになってきます。カルテで「手掌把握(しゅしょうはあく)」と呼ばれる発達が見られる時期です。つまり、自分に手があることに気づき、物を掴もうとするのですが、そこには繊細さの欠片もありません。ここで初めて「どんなオモチャを渡すか」が重要になってきます。

生後6ヶ月頃には、片手からもう片方の手へ物を持ち替えるようになります。私の看護学校の先生はこれを「両側協調性」とか「左右半球間の伝達」と呼んでいた気がしますが、最近は私の頭もぼんやりしていて、教科書通りの正確な定義は思い出せません。基本的には、左脳と右脳がようやく会話を始めたということです。この持ち替えの練習には、軽めのオモチャが必要です。そうじゃないと、自分のおでこにオモチャを落として大泣きすることになりますからね。

重たいプラスチックという「凶器」の問題

ベビー用のガラガラを出産準備リストに入れるとき、誰も警告してくれないことがあります。それは、赤ちゃんの運動コントロール能力は「酔っ払った水兵さん」レベルだということです。オモチャを掴むと、腕をブンブン振り回し、そのまま自分の顔面にクリーンヒットさせてしまいます。

頬骨にアザを作ったり、おでこを赤く腫らしたりした生後6ヶ月の赤ちゃんを連れて、パニックになったご両親がクリニックに駆け込んでくるのを数え切れないほど見てきました。いつも「何があったんですか?」と尋ねるのですが、9割の確率で「重たい木製のマラカスや硬いプラスチックのブロックを持った手で、自分で自分を殴ってしまった」というのが原因です。

昔ながらの重いオモチャは、赤ちゃんの手にかかれば基本的には鈍器です。わざとやっているわけではなく、ただ神経系のコントロールがうまくいかないだけなのですが、突然大泣きする我が子を見て「小さな凶器を渡してしまった私は、世界一ダメな親だ」と自己嫌悪に陥ってしまうんですよね。

また、鉛筆より長いリボンや紐がついたオモチャは絶対に買わないでください。首に絡まる危険性を一晩中心配して過ごしたいなら別ですが。

何でも口に入れ始める時期

睡眠不足にようやく慣れてきた頃、今度は歯ぐずりが始まります。手に持てたものはすべて、まっすぐ口の中へ直行します。ここで、ただ音を鳴らすだけのオモチャではなく、歯固めの役割も果たすガラガラが必要になってくるのです。

When they start putting everything in their mouth — Why Your Plastic Baby Rattle Might Be A Terrible Idea

以前、かかりつけ医が誤飲チェッカー(チョークチューブ)のテストについて、とてもカジュアルに教えてくれました。小さなプラスチックの筒を掲げて、「この中にオモチャがすっぽり入るなら、ゴミ箱行きよ」と。公式な基準では直径約3.2cm(1.25インチ)以上必要とされていますが、彼女いわく、赤ちゃん向けなら少なくとも5cm(2インチ)は目安にすべきとのこと。なぜなら、唇を通るサイズのものなら文字通り何でも飲み込もうとするからです。

だからこそ、私は素材に対してとんでもなくこだわるようになりました。いとこからのお下がりのプラスチック製オモチャは節約にはもってこいに思えるかもしれませんが、古いプラスチックは劣化しています。目に見えない微細なひび割れに細菌が入り込み、古い塗料は剥がれ落ちやすくなっています。ヴィンテージ物のプラスチックの破片なんて、我が子に消化させたくないですよね。

息子の最初の歯が生えようとしていたとき、私の鎖骨に噛みつくのを防いでくれた唯一の救世主が、くまさんの歯固めガラガラ(Bear Teething Rattle)でした。なめらかなビーチ材(ブナ)のリングが、ムズムズする歯茎にちょうどいい硬さの圧力をかけてくれます。上には小さな編みぐるみのクマがついているので、お約束通り自分の顔をバシッと叩いてしまっても跡が残りません。使われているのはコットン糸と無塗装の木材だけ。得体の知れない化学物質も、液漏れする電池もありませんし、お昼寝前に刺激を与えすぎるような激しいフラッシュライトとも無縁です。

同じシリーズのうさぎさんの歯固めガラガラ(Bunny Teething Rattle)も持っていました。こちらもまったく問題なく、同じように活躍してくれました。青い蝶ネクタイが可愛いんですが、正直なところ、うさぎの長い耳は息子がカミカミするとすぐにビショビショになってしまうので、結局いつもクマの方に手が伸びていました。どちらも安全ですし、本当に大切なのはそこだけですからね。

もしリビングルームがネオンカラーのプラスチックに占領されるのにうんざりしているなら、当店のオモチャのフルコレクションから、落ち着いた美しさのある木製のプレイセットや知育玩具を覗いてみてください。

「床のお芋」期

お座りができるようになる前、赤ちゃんは仰向けになって天井を見つめながら、とてつもない時間を過ごします。この時期に、「赤ちゃんの安全地帯を確保しつつ、遊びにもなる」という戦略が必要なことに気づくはずです。

我が家では、そのために「Leaf & Rattle プレイジムセット」を使いました。ブランケットの上に赤ちゃんを寝かせ、木製のA型フレームをその上にスライドさせるだけ。小さな木製のペンダントがぶら下がっていて、赤ちゃんが手で叩くと、とても優しく自然なカタカタという音が鳴ります。

成長を見ていくのはとても魅力的でした。最初はパステルカラーをただ見つめているだけ。その数週間後には、偶然木のリングに手が当たって音が鳴り、驚いたような顔をするようになりました。そして最終的には「原因と結果(こうすれば音が鳴る)」を理解し、寝転がったまま激しくペンダントを蹴り上げては、自分だけの小さなアコースティック・コンサートを開くようになったのです。これのおかげで、食洗機に食器を入れるのにピッタリ十分な時間を稼げました。ベビー用のガラガラにこれ以上求めるものはありませんよね。

オモチャを清潔に保つ現実的な方法

ベビー用品の除菌となると、なんだか異様に神経質になってしまう人が多いです。すべてを煮沸消毒したり漂白したりしなきゃいけないと思わされているのは、SNSのせいだと私は思っています。

The reality of keeping things clean — Why Your Plastic Baby Rattle Might Be A Terrible Idea

聞いてください。あなたのお子さんも、いつかは待合室の床をペロリと舐めてしまう日が来ます。編みぐるみのガラガラがカーペットに落ちるたびに「殺菌しなきゃ!」とストレスを溜める必要なんてないんです。

お金を出してキツい化学物質の除菌シートを買い、吐き戻しをキャッチしようと遊んでいる我が子に付きっきりになるのはやめましょう。木のリング部分は湿らせた布と少しの中性洗剤で拭き、編みぐるみの部分は完全に自然乾燥させてから、大泣きして待つ我が子に返してあげればいいだけです。

そもそも、木にはもともと天然の抗菌作用があります。ただし、木のリングをシンクの水に沈めたり、食洗機に入れたりすることだけは避けてください。木がひび割れてささくれ立ち、まったく新しい危険を生み出したいなら別ですが。

とにかく「静かなもの」を選んで

クリニックの先輩が教えてくれた最高のアドバイスは、「電池がいらないオモチャを買いなさい」というものでした。優しい木のカタカタいう音や、編みぐるみの動物の中に入っている小さな鈴の柔らかい音だけで、赤ちゃんの敏感な耳には十分なのです。

3か国語をしゃべり、原色にピカピカ光るオモチャなんて必要ありません。それは「知育」の皮を被った「刺激過多」にすぎません。赤ちゃんを不機嫌にしますし、さらに重要なことに、あなた自身も不機嫌にしてしまいます。

私がいつも公園で聞かれる質問にお答えする前に、少しだけ当店のオーガニック歯固めコレクションを覗いてみてください。そうすれば、親戚のおばさんからもらったプラスチックのお下がりを、ようやく捨てられるかもしれません。

よく聞かれる質問にお答えします

編みぐるみのオモチャを傷めずに洗うにはどうすればいいですか?

汚れた部分だけを洗います(スポット洗い)。私は、布巾に少しのぬるま湯と中性洗剤(食器用洗剤など)をつけて、コットン糸に現れた正体不明のシミをポンポンと叩くだけにしています。その後はカウンターに置いて、一晩自然乾燥させましょう。乾燥機には絶対に入れないでください。奇妙で固い小さな塊に縮ませたいなら止めませんが。

木のリングは、ムズムズする歯茎にとって本当に安全ですか?

はい、ビーチ材(ブナ)のような無塗装の硬い木(ハードウッド)であれば安全です。歯が生え始めるとき、赤ちゃんは正直なところ硬い表面を好みます。柔らかいシリコンには出せない、しっかりとした反発力が得られるからです。ただ、小さなビーバーのようにガシガシと噛むことで木がささくれ立っていないか、数週間ごとにチェックしてあげてくださいね。

なぜ赤ちゃんはオモチャで自分の顔を何度も叩いてしまうんですか?

神経系がまだ発達の途中だからです。赤ちゃんには空間認識能力や細かい運動コントロール能力がありません。腕に「ちょっと左へ動いて」と命令しても、脳はそれを「自分の鼻に向かって思い切りスイングしろ」と変換してしまうのです。これは完全に正常なこと。だからこそ私は、生後6ヶ月までは柔らかくて軽いオモチャを強烈に推しているんです。

音に本当に興味を持ち始めるのはいつ頃ですか?

生後3〜4ヶ月頃になると、自分の手を振るという物理的な動作と、オモチャが鳴る音を結びつけるようになります。それまでは、大人が代わりに振ってあげる必要があります。「原因と結果」を理解すると、あなたがクローゼットに逃げ込みたくなるまで、容赦なく振り続けるようになりますよ。

この歯固めを冷凍庫に入れてもいいですか?

お願いですからやめてください。昔のアドバイスではよく「オモチャを冷凍庫へ」と言われましたが、冷凍すると硬くなりすぎますし、デリケートな赤ちゃんの歯茎に軽い凍傷を引き起こすおそれがあります。シリコン製のオモチャなら、普通の冷蔵庫に20分ほど入れてください。木と編みぐるみでできたものなら、室温のまま置いておくだけで大丈夫。凍傷のリスクなしで、ちゃんと役目を果たしてくれますよ。