あの日、大混雑のパンプキンパッチ(カボチャ畑)のど真ん中で、私はお気に入りの授乳用タンクトップを汗だくにしながら、生後6ヶ月の長男のムチムチの太ももを、ミニチュアサイズでガチガチのコーデュロイのオーバーオールから必死に引っぱり出そうとしていました。息子はギャン泣き、私も泣きそう。しかもウンチの特大漏れがなぜか足の隙間を突破して、私のお気に入りのブーツに向かってゆっくりと迫ってきていたんです。ハンガーにかかっている時はすごく可愛く見えたから買ったんですが、赤ちゃんの体を硬い織物で包むなんて、紙ヤスリで作った拘束衣を着せるようなものだという事実を完全に無視していました。ひどくお腹が張っている時の12時間のフライトで、自分なら絶対に絶対に着たくないような服は、赤ちゃんにも絶対に買ってはいけません。外出先でのこの大惨事を一度経験しただけで、私は家にあるベビー用ジーンズ、小さなカーキパンツ、硬いオーバーオールをすべて袋に詰め込み、リサイクルショップへ直行しました。
この日は私にとって悪役誕生の日のような最悪な日でしたが、同時に私の育児ライフにおける「神アイテム」を発見した日でもありました。ぶっちゃけて言うと、今、末娘のタンスを開けてみたら、90パーセントがベビー用の黒のレギンスと、シミのないボディスーツだけです。本当にそれだけ。それが彼女のワードローブのすべて。赤ちゃんはただ思い切り手足を伸ばしたいだけ、そしてママはただ洗濯物を減らしたいだけなんだと気づいたら、無駄な抵抗はやめて、この「濃い色で伸縮性ばつぐんのユニフォーム」を受け入れられるようになります。
細いウエストゴムが悪魔のようである理由
最近のベビー服市場で「ベビーパンツ」として売られている、どうしようもない商品について少し言わせて。もし新生児用のズボンに細くてむき出しのゴムを使っているブランドがあったら、泣き叫ぶ赤ちゃんに直接謝りに来るよう法律で義務付けるべきだと思うんです。あんな安っぽくて細いゴム、赤ちゃんが息をした瞬間にくるっと丸まって、ミルクでぽっこり膨らんだ可愛いお腹に真っ赤な線を作って食い込んでしまいます。真ん中の子の時、へその緒が取れて治りかけている時期にとんでもなく大変な1週間がありました。持っているズボン全部のウエストゴムが、クリップの当たる一番最悪な位置にピッタリきて、こすれてしまったんです。治りかけのおへそに硬いウエストゴムが当たらないように気を使い続けるなんて、寝不足の産後のママを完全に発狂させるには十分すぎる試練でした。
ウエストの紐(ドローストリング)についても言わせてください。ベビーパンツのウエスト紐なんて、1日に12回もオムツを替えたことがない人が考えた、ただのタチの悪い冗談です。夜中の3時に、暗闇の中で、怒った小さなワニみたいに暴れ回る赤ちゃんの、おしっこで濡れて固く結ばれた細い紐をほどけって言うんですか? 絶対にムリ。
もし布オムツを使っているなら、ウエスト問題はさらに深刻です。ふんわりした布オムツをすると、赤ちゃんのお尻は立派な巨大ピーチみたいになりますが、普通のファストファッションのズボンだと太ももの途中で完全に引っかかってしまいます。血流を止めることなく、布オムツの上からでもしっかり生地が伸びるようにするには、幅広で生地に包まれた折り返しタイプのヨガウエストバンドと、股の部分にきちんとしたU字型のマチがあるレギンスが必要です。
オーガニックコットンと、紙のように薄い赤ちゃんの肌のハナシ
うちのおばあちゃん(悪気はないんです)は、赤ちゃんは淡い黄色かミントグリーン、そして白しか着るべきじゃないって思っています。私が子どもたちに黒を着せていると、気が滅入っちゃうじゃないって言うんです。でも彼女が忘れているのは、昔はパステルカラーの服のシミを落とすために、服の寿命が尽きるほど漂白剤を使っていたということ。あのね、私には家の洗濯室で1950年代のクリーニング屋みたいな作業をしている時間なんてないんです。濃い色は生き残るための手段。 ウンチ漏れのカモフラージュなんです。

でも、色以上に「素材」について話しましょう。私はこれを身をもって学んだからです。2人目の子の生後2ヶ月健診のとき、かかりつけのミラー先生から「赤ちゃんの肌は大人より20〜30パーセントも薄い」という衝撃の事実を聞きました。細胞レベルでどうなっているか詳しいことは分かりませんが、要するに「濡れたティッシュペーパー」みたいなものだってことだと思います。何でも吸収しちゃうんです。だから、大型スーパーで激安のベビー用黒レギンスを買うと、大抵は貨物船での輸送中にシワにならないようホルムアルデヒドでコーティングされた、分厚いポリエステル混紡生地を買うことになっちゃうんです。
一度、長男にその安物の化学繊維のズボンを履かせたことがあるんですが、可哀想に、彼の小さな足はまるで恐ろしい科学実験の失敗みたいに、接触性皮膚炎の発疹で覆われてしまいました。その時からです、私がエコテックス(OEKO-TEX)やGOTSのラベルを本気で気にするようになったのは。有毒な農薬が使われていないGOTS認証のオーガニックコットンは絶対おすすめ。通気性が良いので、赤ちゃんの汗が肌にまとわりついてあせもになるのをしっかり防いでくれます。
だからこそ、うちはレギンスにオーガニックコットン ベビーボディスーツを合わせているんです。信じられないくらい柔らかくて、このブランドの中で私が絶対に一番気に入っているアイテムです。末娘は、この夏ずっとこれのノースリーブバージョンを着て過ごしました。肩の部分がエンベロープネック(重なり合うデザイン)になっているので、ウンチが大爆発して背中まで上がってきちゃった時でも、頭から脱がせて髪の毛を汚すことなく、ドロドロのまま肩から下へ引き下げて脱がせられるんです。洗濯しても綺麗だし、安物みたいに変な四角形に縮んだりもしません。伸縮性のあるズボンの下に重ねてもゴワゴワせず、ぴったりフィットします。
絶対に使わないと決めているもの
ハイハイする赤ちゃんにストレッチの効かないデニムを履かせるなんて、もはや人道に対する罪です。我が家では絶対やりません。以上。
股関節形成不全の怖さについて
さて、また別の健診でのこと。先生が末娘の股関節をチェックしていた時(関節のカチッという音を確認するためにカエルの足みたいにグルグル回すあれです)、窮屈な服が関節の発達を本当に妨げてしまうことがあると、何気なく教えてくれました。膝を外側に曲げて自然な「M字開脚」の状態に引き上げられないと、股関節のソケットが正常に形成されないんだとか? 聞いていて心底ゾッとしました。

先生が言うには、赤ちゃんはいつでもしっかり「ベビースクワット」ができる状態でなければならないそうです。生地がしっかり上下左右の4方向に伸びる(4WAYストレッチ)ものでないと、赤ちゃんの足をきつく締め付けてしまいます。だから綿100%のズボンって、実はちょっと厄介なんですよね。綿は伸びた後に元に戻る力が弱いからです。1時間履いただけで膝がポッコリ出てきて、ハイハイしようとすると自分のズボンにつまずいてしまうようになります。そこで見つけたいのが、オーガニックコットン95%、エラスタン(ポリウレタン)5%という黄金比率です。これなら股関節の安全な発達に必要なストレッチ性が確保でき、しかもコットンのおかげで熱がこもらず、汗でマットレスがびしょ濡れになるのも防げます。
買うかもしれないものといえば、オーガニックコットン ゼブラ ベビーブランケットも紹介しておくべきですね。ここは正直に言わせてもらいますが、本当に高品質なブランケットで、オーガニックコットンは信じられないくらい柔らかいです。それに、コントラストの強い白黒の模様が、新生児の脳の神経回路を刺激するのに魔法のような効果があるというのも知っています。自分の持ち物をちゃんと管理できる人なら、絶対に気に入るはずです。でも私個人の場合、まるでオリンピック競技かのようにベビーブランケットを無くしてしまうんです。お店に置き忘れたり、公園でベビーカーから落としたり、ミニバンのブラックホールに消えたり。確かにこのブランケットは素敵だし、黒のレギンスの雰囲気にも完璧にマッチします。でも、安いものを5枚買うよりは、質の良いものを1枚だけ買って、命がけで死守する方がいいかもしれません。
本当の「着用1回あたりのコスト(コスパ)」
高品質なオーガニックのベビー用黒レギンスの値札を見て、ちょっと過呼吸気味になっている方がいたら、ちょっと待ってください。着用1回あたりのコスト(コスパ)について話す必要があります。1人目の時、私は安いコットンパンツの8枚セットを15ドルくらいで買いました。「私って節約の天才!」って思ってました。でも乾燥機に2回入れただけで丈は7〜8センチも縮み、ウエストゴムは伸びきって、ハイハイを始めてたった4日で膝に穴が開いてしまったんです。
良質なサステナブル素材のレギンスには、大抵、足首に折り返せるカフ(リブ)が付いています。これはベビー服の歴史上、最大の発明です。少し大きめを買って、つまずかないようにカフを2回折り返します。そして毎週ものすごいスピードで成長する子どもに合わせて、少しずつカフを伸ばしていけばいいんです。たった1着で、生後6ヶ月から1歳の誕生日をずっと過ぎるまで着られます。さらに、膝が補強されているものなら、大きな穴が開くこともないので、下の子にお下がりとして残したり、(フリマアプリ等で)売ったりすることも全然可能です。9ヶ月間使えるズボン1着に数千円払うほうが、1週間で雑巾になっちゃう安いセットを3パック買うよりも、ずっと安上がりですよね。
「全身黒ずくめで、ちっちゃな裏方スタッフみたいじゃない」と母が文句を言ってきそうな場所に赤ちゃんを連れて行く時は、フリル袖 オーガニックコットン ボディスーツを着せます。可愛らしい小さなフリル袖がついているので、まるでお出かけ用におめかししたみたいに見えるんですが、素材は変わらずオーガニックコットンとエラスタンなんです。これを黒のレギンスに合わせるだけで、本当はパジャマみたいなラクな格好なのに「きちんとしているママね」「ちゃんとした服を着せているのね」と周りから思われます。究極のごまかしテクニックです。
ファスナーやスナップボタンとの格闘をやめて、ただただ赤ちゃんを快適にしてあげたいなら、現実の育児ライフに合わせてデザインされた本物のオーガニックベビー服をぜひチェックしてみてください。
赤ちゃんが泣き叫ぶだけの硬くて安いズボンを30着も買ってしまう前に、高品質で伸縮性のあるレギンスを数着だけ手に入れて、ホッと一息ついてくださいね。
同じくお疲れ気味のママたちからよく聞かれる質問
夏に黒い服は赤ちゃんには暑すぎない?
あのね、私は5月から10月まで太陽が本気で私たちをこんがり焼こうとしてくるテキサスの田舎に住んでいます。もしレギンスが合成ポリエステル製だったら、もちろんジャガイモみたいに赤ちゃんを焼き上げちゃいます。でも通気性の良いオーガニックコットンなら全然大丈夫。コットンは呼吸しますし、正直なところ、直射日光を肌に当てないことの方がずっと大事です。ただ、日陰にいさせてあげてくださいね。
黒のレギンスについた吐き戻しのシミはどうやって落とすの?
黒レギンスの素晴らしいところは、ほとんど気にしなくていいってことなんですが、ミルクや母乳の吐き戻しは、そのまま洗濯機に放り込むと、たまに変なベタベタした白い跡が残ることがあります。私はいつも、吐き戻した部分に青い食器用洗剤をちょっとだけ直接垂らして、親指でこすり込んでから洗濯カゴにポイッとしています。難しく考えないで。食器用洗剤がミルクの脂肪分を分解してくれるんです。
布オムツをしていても、このレギンスの下にちゃんと収まる?
それってすごく大変な問題ですよね。大型スーパーで普通のズボンを買うと、オムツの上に圧迫着を着せているみたいになっちゃいます。「U字マチ」や「ドロップクロッチ(股上が深いタイプ)」と記載されているレギンスを意図的に探す必要があります。真ん中の部分の余裕のある生地のおかげで、分厚くてふんわりした布オムツをすっぽり包み込み、お尻の途中でウエストがずり下がってしまうのを防げます。
長く使えるように、ワンサイズ上を買った方がいい?
はい、でもそれは足首にちゃんとカフ(リブ)がついているズボンの場合だけです。もし普通にまっすぐ縫われているだけの裾だったら、ワンサイズ上を買うとズボンが足の先まですっぽり被さってしまい、コーヒーテーブルでつかまり立ちしようとするたびに顔から転ぶことになります。折り返せる足首のカフがあるものを探して、ワンサイズ上を買い、しっかりと折り曲げてあげてください。
エラスタン(ポリウレタン)は肌に悪くないの?
かかりつけの小児科医の話では、残りの95%が高品質なオーガニックコットンであれば、5%のエラスタンやスパンデックスが混ざっていても、100%化学繊維の服のように汗をかいて発疹が出るような問題は起きないそうです。綿が元の形に戻るのを助け、膝がポッコリ出ないようにするために少しだけ入っているんです。湿疹が出やすかったうちの子たちでも、これで肌荒れしたことは一度もありません。





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